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執筆者の写真自證

質疑応答より2


質問1

本は読まない方がいいですか?

答え

お伝えしているのは、「実物」そのものです。実物とは、目を閉じたら閉じた内容になり、開けたら開けた内容になる、ということです。右を向いたら右の内容です。ニャーとあればニャーです。●は●です。思ったら思ったように、考えたら考えたようになる、これらのことです。

そしてニャーが真相なのです。真相とはそれしかない、絶対ということです。

ニャーは、理解すること、知識で知ること、誰かから説明されなくては分からないこと、ではありませんね。だから何かを読む必要はありません。

かつ、ニャーが本当にニャーだと疑いがなくなるには、悟るしかないですね。そして、悟るには坐れるようになり、坐ればいいだけです。なので、読む時間があれば坐った方がいいですね。

読みたくなるのは、上記のようなことが曖昧だから読んで分かることだと思ってしまう。それと今までの達成の仕方のクセが動くのでしょうね。どのようなクセかというと、目標達成に関する情報を集めて、覚えるべきことを覚えて、覚えたことを実行し、目標に近づくようなことです。このようにしてきているので、どうしても、不安になると、何かを読んで、より良い情報を収集したくなるんでしょうね。不安になったら、上記のようなことが曖昧か否かを確認ください。曖昧でないなら坐ってくださいね。

ニャー!

質問2

A老師、B老師、どちらに行ってもいいのでしょうか? 一人の老師についた方が良いのでしょうか?

答え

上記の質問1の答えと同じです。目の前の内容があるだけです。A老師が前に居れば居たようになり、B老師が居れば居たようになり、花子さんが居ればそうなり、太郎さんが居ればそうなりますね。

上記の質問1の答えが明確にわかっていれば、自ずと答えが出てしまいますね。

提唱の聞き方も自ずとわかりますね。提唱者が提唱するとおりにただ居ればいいということです。あー、と言えばそうなり、いー、と言えばそうなります。提唱している部屋の内容様子もそのとおり、チュンチュンとあればそのとおり、居るところ一面の内容様子がすべて提唱の内容ですね。いつでもこのようです。今もですね。

ニャー!

質問3

坐っている時、例えば、長いな~、と思った、この思いで止まっていないといけないのですか?次に何かを思ったら修行ができていないのですか?

答え

いいえ、何を思ってもいいですよ、何を思ってもそのままです。

実物は、今ある思いしかありません。次の思い、と思うのは、あった思いを起点にして、今あった思いを次の思いと、想い描いたのです。そして、このように想い描いているなら、これが、今の思いなのです。何を思っても今の思い、今の一念です。だって、さっき思うってできるのかなぁ?どうやるんだろう?

想いは、さっきと描き、さっきと今があるように想わせるんですね。確かにさっき思っていたんでしょうね、でも今はもうないのですね。今はもうないのだから、何にも一切気にしなくていいのです。

だから、坐っている時に、何を思ってもそのままです。振り返って、どうか、なんて、点検しなくていいんです。ないものを点検できないのです。点検したとしてもそのまんまです。これも今の一念です。

ニャー!


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